前新潟県知事  Former Governor, Niigata Prefecture
      泉田 裕彦 (IZUMIDA Hirohiko)
 
   E-mail: izumidahirohiko@gmail.com
  
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こんにちは 泉田 です。
   私のWebSiteへようこそ。

 去る10月24日、新潟県知事を退任しました。長い間、ご支援いただきましたみなさまに深く感謝いたします。特に、4期目の知事選挙から撤退を決めた後、本当に大勢の皆様からお声がけや知事選撤退の撤回を求める署名をいただきました。また、退任の挨拶の際には目頭を押さえてくださる方までおられました。大勢の方に支えていただいていたことを実感すると共に感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、2016知事選挙期間中に行われた報道各社の県政評価率も8割を越えていました。関係者の皆様に深く感謝いたします。


 12年前初めての知事選挙に際して作成した公約集(マニフェスト)は、私がやりたいことをまとめたものではなく、支持していただける方々の要望を取りまとめたものでした。
 知事就任以降、このマニフェストをベースに、県の委員会で支持していただけなかった方々の意見もふまえた審議をしていただき、県の最上位計画として策定したものが、新潟県「政策プラン」です。そして、この政策プランは、基本的には、アウトプット指標ではなくアウトカム指標で数値目標を定めました。
 12年間、愚直に政策プランの実施に注力してきました。その結果、平成27年度の県民意識調査において就任直後ととの比較で、すべての項目で満足層が増加し、すべての項目で不満足層が減少するという結果になりました。
 在任中の政策形成は、目標達成が円滑に進んでいる分野は、どちらかというと県職員にお任せモードでしたし、目標達成が難しい分野は、原因を探求し、職員や外部委員等の方々とディスカッションを通じて施策を立案し改善を図るという組織運営でした。無論、議会での示唆に富んだ質問から立案された施策も多くありました。
 職員および関係者の皆様に改めて深く感謝いたします。


 ちなみに、この間「愛される県庁」を目指して、職員が頑張ってくれたことを実感する出来事がいくつかありました。一つは、就任当初と比べて、知事への便りが激減したことです。どちらかと言うと知事jへの便りは、現場の担当者とやりとりしても上手くいかない時に、トップに苦情として届くことが多いと思いますが、近年は、数が減ったことに加えて、激励や担当者への感謝の便りも相当数ありました。
 また、選挙戦を通じて実感したこともあります。 初めての選挙は、私は高校を卒業後故郷をしばらく離れていたこともあって、"いずみだ? Who?"の状態で握手していただくのも大変でした。
 2度目の選挙の時は、災害対応を2度行ったこともあり、大勢の人から握手しきれないほどの激励をいただくことができました。その時大勢の皆様から言われたのが、「泉田さん、応援してます頑張ってください。」という言葉でした。 
 3回目の選挙は、少し様相が違いました。世の関心は、選挙結果ではなく、どこまで投票率が下がるか?という点で、一部では新潟県知事選挙史上初めて30%を切るのではないかとも言われていました。結果は、44%を超えて、得票数も2回目の選挙と遜色ありませんでした。得票率は90%を越える支持をいただくことができました。
 理由は、余り分析されませんでしたが、県内を回った本人はその訳を実感しました。県民の皆さんからお声がけいただいたのは、「泉田さん、応援しています。頑張ってください。」に加えて、「ありがとうございました。」というお声がけをかなりいただきました。
 知事が全ての政策に目を通して直接指示することは限界があります。県民の皆様からの要望を取りまとめた政策プランを愚直に遂行してくれた県職員はじめ関係者の皆様のおかげだと思います。 本当にありがとうございました。

 いずれにせよ、大勢の皆様に支えられて12年間職務を全うすることができました。得難い経験をさせていただいた幸せな12年間だったと思います。
 皆さん、本当にありがとうございました。


                                  2016年11月


主要な著作
今日も新潟日和    新潟日報事業社  (2007.7)
みんなの命を救う 災害と情報アクセシビリティー   共著 NTT出版 (2006.10)
「知識国家論序説 〜新たな政策過程のパラダイム〜」  共著 東洋経済新報社 (2003.3)
「空港手荷物の利用と実証実験について」(共著)  RFタグの開発と応用U (社) 日本自動認識システム協会  (2004.5)
デジタルID革命(共著) 日本経済新聞社 (2004.1)
「国際複合一貫輸送における課題と展望」 社会環境・先端技術の最新動向  (共著) 日本工業出版 (2003.8)
「自動認識技術(非接続タグ)の可能性と展望」  月刊バーコード8月号 日本工業出版 (2003.8)
「自動認識技術(非接触タグ )の可能性と政府の役割 〜 経済競争力確保のための標準化活動のあり方〜」  経済産業研究所 ポリシーディスカッションペーパー (2003.7) PDF
「知識国家論序説」 経済産業ジャーナル (2003年5月号)
「政策形成過程におけるナレッジマネジメント技術の導入」 通産ジャーナル(2000年9月号)
「今後の通信放送行政の方向」 地球産業文化研究所報告書(1999)  
The Role of Japan in the Asia Pasific Area  UBC報告書(1995)
産業別に見た中期需要予測 通産資料調査会(1994)


コンファランス・プロジェクト等
e-JAPANの先に向かって 電子政府・自治体戦略会議 (2005.7)
地域発 新産業創出への取り組み〜大手企業とのアライアンス機会の提供〜 三菱総研 (2004.6)
RFID(非接触タグ)がユビキタス事業の武器となるU 新社会システム総合研究所 (2004.4) 
産学連携地域経済活性化研究会シンポジウム 岐阜新聞記事 (2003.11)
世界情報通信サミット2003 ミッドイヤーフォーラム (2003.7)
国際物流効率化と国家安全保障について−世界の動向と日本の課題−TEDIセミナー  (2003.6)
RFID(非接触タグ)がユビキタス事業の武器となる 新社会システム総合研究所 (2003.6.3)
政策メッセ2003
グローバルナレッジフォーラム 2002
情報化研究会
政策形成におけるナレッジマネジメント研究会(PP-CON)
情報経済フォーラム
ブロードバンドアソシエーション
Policy Platform System (PPS)
産業技術知識基盤構築事業 公式サイト


講演録等
BBL 「知識国家の構想」 (2003.4) 経済産業研究所
講演 「輸出入港湾手続」の電子化の概要と展望について (2002.11.11) 
     
国際港湾物流EDIトップフォーラム 港湾物流情報システム協会
対談(Interview)
    情報社会の政策形成と政策プラットフォーム (2003.05) 国際大学GLOCOM
    
ポリシープラットフォームがめざす開かれた政策形成システム(2001.7)
    Social Marketing Newsletter 第7号 博報堂

新潟県での政策等
 ムーディーズから県債格付けを取得 自国通貨建てAa1、外貨建てAaa   2007.10
 県の財政状況 就任後2年連続で財政調整的基金増加 2007.6
 平成18年度で公債残高は、ピークアウトとなる平成19年度予算スタート 2007.4
 県内初の県営施設へネーミングライツ導入(東北電力ビックスワンスタジアム) 2007.3
 情報公開度ランキング(全国市民オンブズマン連絡会議)が4位に浮上 2007.3
 新潟水俣病問題にかかる懇談会設置 2007.2
 暖冬小雪特別融資制度創設 2007.3
 不動産証券化(王子会館)による資金調達議会承認 2006.12
 新潟県乳・幼児医療助成事業の拡充発表 2006.12
 健康ビジネス連邦構想発表 2006.2
 新潟県アスベストの排出及び飛散の防止等に関する条例 2005.12.27公布(一部施行)
 県営南部産業団地へユニオンツール叶i出により史上最高の団地売り上げを記録 2005.12.2
 にいがた食の安全・安心条例 2005.10.24施行
 県営産業団地を実勢価格まで値下げ 2005.10.22
 「アーチビジョン渋谷」による新潟情報の発信 2005.9
 グリーンツーリズム促進のための消防法、建築基準法の運用緩和(農家民宿) 2005.8.30
 東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所周辺地域の安全確保に関する協定書改訂 2005.8.22
 新潟県水質汚濁防止法に基づく排水基準を定める条例 改正規制強化 2005.8.1施行
 新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例 2005.7.22施行
 表参道・新潟館 「ネスパス」で物販開始 2005.6
 県産瓦使用屋根復旧支援事業開始 2005.6
 ふるさとの環境づくり宣言 2005.6.8
 越後杉で家づくり復興支援事業開始 2005.4
 佐渡汽船運賃割引社会実験 2005.4
 部長級職員民間登用 2005.4.1


知事選挙2012

 3期目のマニフェスト 飛躍を目指して新たなチャレンジ 創・新潟宣言U 夢おこし戦略プランの展開 〜新潟の戦略から日本が変わる〜

知事選挙2008

 2期目のマニフェスト 「セカンドステージ創」 新潟宣言 〜新潟の戦略から日本が変わる〜

 2008年10月19日投開票の新潟県知事選挙では、約76万票の得票をいただきました。18回あった新潟県知事選挙の中で歴代3番目の大量得票でした。また、得票率は歴代第1位を記録しました。改めて責任の重さを実感しています。ご支持いただきました多くの皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。


知事選挙2004
 9月14日 マニフェストとして、 「アイラブ・にいがた・夢おこし、創生プラン」をプレス発表しました。
 9月22日 公式サイトがオープンしました。

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自己紹介(略歴)

連絡先 
TEL: 025−283−6611
E-Mail : habatakunpf@gmail.com

主な活動履歴


組織別活動

アピール  Appeals
法人2税の見直しに対する緊急アピール (2007.10.19 21世紀臨調)


コラム   Columns
地震・原発 複合災害 指示権限 不明確な現行法 (2007.10)
 
「ひと」に着目した生活再建支援の制度を (2007.10)

新型交付税−生み育てたところへ配分を (2006.10)

中越地震から一年 復興支援策は地元の裁量で (2005.10)


「空いている」電波資源を有効に使えない地方都市 (2004.4)

インターネット時代の電子データ交換(EDI)推進政策 (2003.10)

非接触ICタグ(RFID)とプライバシー:〜書き込み型RFIDの問題とネットワークの活用〜 (2003.6)

情報革命に取り残される日本のテロ対策 (2003.5)

行政機関による情報共有の不安と国家安全保障 (2003.5)

「自動認識技術(非接触タグ:RFID)の可能性と幻想」(2003.3)

「電子政府」の死角(2002.10)
The Blind Corner of e-Government (2002.10)

知識国家創造のための場の提供 − 政策形成過程へのナレッジマネージメントの導入(2001.6)

産業政策の理論的根拠(1998.11)



Presentation
国際物流における効率化と国家安全保障 (2003.6)

物流等における非接触タグ(RFID)の活用と限界  (2003.3)

政策形成プラットフォーム 〜その概念と課題 (2000.3)



Organization
新潟県庁

岐阜県庁


国土交通省政策統括官


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はばたく!新潟県の新時代をつくる会

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法令ユビキタス

コンテナセキュリティプログラム等(JMC)

ISO/TC204

商品トレーサビリティの向上に関する研究会(METI)     中間報告

「RFID技術応用による航空手荷物管理システムに関する調査研究報告書」について

IATA Recommended Practice 1740c

丸の内地区における物流に関するTDM実証実験の実行委員会アピール及び実施結果・速報について

秋葉原TDM

新総合物流施策大綱

新潟平野ゼロメートル地帯



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