Power Mac G4 Cube で WonderWitch
1. WonderWitch
WEB で「WonderSwan 用の開発者環境が一般売りされるらしい」との情報を読んで,買うしか無い!と思い,BANDAI の通販で発売日GET状態っす。
2. Power Mac G4 Cube
Power Mac G4 Cube は,出た時から「ほしい!」と思っていたのですが,値段が高いし OS も 9.x
じゃぁねぇ,ということで見送っていました。その後,Mac OS X も製品版が出て,Cube
も生産中止かも知れない,なんて噂が出てきて,そろそろ買おうかなぁ,と思っていた矢先に「Cube
は生産中止」との正式アナウンス。その日の会社帰りに買いましたよ。私は。
3. Cube de WonderWitch
しばらくは,Windows マシンで Witch していたわけですが,リビングに置いてある Cube でも作業がしたくなりました。
ソフマップの Mac 屋さんに行った際,レジ付近で VirtualPC 3.0 (PC-DOS 付属版) が 5000円ほどで売られているのを見つけ,GET。速攻で VirtualPC 4.0 に有償アップグレード。
で,開発環境を設定してみたのですが,Cube にはシリアル端子がなく,Swan にファイル転送できません。
手持ちの USBシリアルアダプタ「IODATA USB-RSAQ2」を Mac につなぎ,Mac 用のドライバを使うことで,VirtualPC には COM1 があるかのように見せられるはずなのですが,どうしてもうまくいきませんでした。
あとは,VirtualPC に Windows をインストールして,RSAQ2 の存在をそのまま VirtualPC
に認識させれば(そういうことができるのです),RSAQ2付属の Windows
ドライバで使えるようになるはずでした。秀丸エディタでソース編集したいなぁというのもあって,Windows 98 をインストールしてみました。結果,見事
VirtualPC にインストールした Windows が RSAQ2
を認識してWindows用ドライバがインストールでき,ファイル転送もできるようになりました。
しかし,これも Mac OS 9.x での話。本命の 10.x では VirtualPC 自体がβ版だったため,USB やシリアルはサポートされておらずファイル転送はできない状態でした。
その後,VirtualPC 5.0 for Mac OS X が出て,早速アップグレードして試しました。
が,RSAQ2 は認識されるもののファイル転送が失敗してダメでした(処理が重すぎてタイムアウト?)。
悩んでいると,Cube 内蔵のモデムをはずして代わりにシリアルポート(ADB?)を増設する CubePort
が破格値(発売当初20000円以上したものが5000円弱)で売られているではありませんか!早速購入。VirtualPC からは COM1
として見えるようになり無事ファイル転送できるようになりました。
結局 OS 9.x の頃と同等レベルで作業ができるようになったのは,10.2 (Jaguar) 以降ということになります。
この頃には,私の開発環境は,Turbo C から DMC に移行していました。ここで別の問題発生。Turbo C や LSI-C では問題は起きないのですが,なぜか DMC だけは「メモリ不足」ということでコンパイルができません。
コンベンショナルメモリの問題かと思い,久々に CONFIG.SYS やら AUTOEXEC.BAT を修正して 607KB まで確保したのですが状況は変わりませんでした。今でも原因不明です。ちなみに実機の場合,521KB でも問題なく動作しています。
あきらめて,Windows 2000 を入れてみたところ,さすがに問題なく動くようになりました。
...と現在はこんなところです。Cube 以外に複数の Windows 機があるので,そっちで作業したりといろいろです。
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